疲れやすい・だるい(疲労感)の原因・考えられる病気・受診の目安|福岡市早良区
この症状で考えられる主な病気
| 貧血 | 睡眠時無呼吸症候群 |
| 糖尿病 | 甲状腺機能低下症 |
| 甲状腺機能亢進症 | 慢性腎臓病(CKD) |
| 心不全 | 慢性閉塞性肺疾患(COPD) |
| うつ病 | 心臓弁膜症 |
| 不整脈 | 心筋症 |
| 新型コロナウイルス感染症 | 肝炎 |
| 肝硬変 | 更年期障害 |
| 糖尿病性腎症 | 高血圧性腎硬化症 |
| 心筋炎 | 心膜炎 |
| 感染性心内膜炎 | 心アミロイドーシス |
| 肺高血圧症 | 副腎機能不全 |
| 肺結核 | 悪性リンパ腫 |
下線のある病名には、詳しいコラムがあります。
「休んでも疲れがとれない」「前より家事や仕事がつらい」「何となくだるさが続く」。疲れやすさには睡眠や忙しさ、食事の不足などが関係しますが、貧血、甲状腺、心臓・腎臓の病気が原因になることもあります。年齢や気の持ちようと決めつけず、以前との違いと一緒に出る症状を確認しましょう[1]。
この記事の要点
- 疲労感には睡眠や生活の影響に加え、貧血、甲状腺、心臓・腎臓の病気などが関係します。
- 休んでも改善しない、日常生活に支障がある、体重の変化を伴う場合は相談しましょう。
- 症状の経過、睡眠、食事、薬を確認し、必要な検査を選びます。
- 当院では内科・循環器内科・腎臓内科・呼吸器内科などの視点で原因を検討します。
この記事を書いた医師
うらマイハートクリニック院長 浦 祐次郎
循環器専門医・総合内科専門医・TAVI実施医/指導医・心血管インターベンション治療学会認定医・SHD心エコー図認証医・心臓リハビリテーション指導士
循環器専門医院長 浦 祐次郎から一言疲労感の診療では、検査の数値に加え、普段の生活がどのように変わったかを重視しています。階段や家事がつらい、休んでも回復しないといった変化を丁寧に伺い、睡眠や食事、ほかの症状と合わせて考えます。うまく説明できないだるさも、そのままお伝えください。
受診の目安・何科に相談する?
休養してもだるさが続く、日常の活動が難しくなった場合は内科へご相談ください。発熱、食欲低下、意図しない体重減少、息切れ、むくみを伴う場合は早めに受診しましょう。
急に強いだるさが出て、意識が普段と違う、立てない、息苦しい場合は、当日中の評価が必要です。
原因と考えられる病気
関連する病気の詳しい解説
| 貧血 | 睡眠時無呼吸症候群 |
| 糖尿病 | 甲状腺機能低下症 |
| 甲状腺機能亢進症 | 慢性腎臓病(CKD) |
| 心不全 | 慢性閉塞性肺疾患(COPD) |
| うつ病 | 心臓弁膜症 |
| 不整脈 | 心筋症 |
| 新型コロナウイルス感染症 | 肝炎 |
| 肝硬変 | 更年期障害 |
| 糖尿病性腎症 | 高血圧性腎硬化症 |
| 心筋炎 | 心膜炎 |
| 感染性心内膜炎 | 心アミロイドーシス |
| 肺高血圧症 | 副腎機能不全 |
| 肺結核 | 悪性リンパ腫 |
症状や検査結果の特徴と、考えられる主な原因をまとめました。
| 症状・検査の特徴 | 考えられる主な原因・病気 |
|---|---|
| 睡眠が短い・いびきや日中の眠気がある | 睡眠不足、睡眠時無呼吸など[1] |
| 動悸・息切れ、顔色の変化がある | 貧血、心不全、心臓弁膜症、心筋症、不整脈、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺高血圧症など[1][2] |
| 寒がり・便秘、または汗や動悸がある | 甲状腺の働きの変化 |
| むくみや尿・腎臓の数値の異常がある | 糖尿病性腎症、高血圧性腎硬化症など、腎臓の働きが低下する病気 |
| 発熱や体重減少を伴う | 感染性心内膜炎[3]、肺結核、悪性リンパ腫など |
| 気分の落ち込みや食欲低下もある | 心の不調、栄養不足など |
| 風邪の後にだるさが続き、胸痛・動悸・息切れもある | 心筋炎、心膜炎など[4][5] |
| のどが渇く、尿が増える、体重が減る | 糖尿病など |
| ほてり・寝汗・月経の変化もある | 更年期障害など |
| むくみ、手のしびれ、心臓の壁が厚いという指摘もある | 心アミロイドーシスなど[6] |
| 肝臓の数値が悪い、皮膚や白目が黄色い | 肝炎、肝硬変など |
| 食欲低下、体重減少、立ちくらみもある | 副腎機能不全など |
心不全や弁膜症では、息切れだけでなく疲れやすさが目立つこともあります。以前より歩けなくなった、家事で休む回数が増えたなど、生活の変化を教えてください[2][7]。
風邪の後にだるさが続き、胸の痛み・動悸・息切れもある場合は、心筋炎や心膜炎も確認します[4][5]。心膜炎では、とくに心臓を包む膜が硬くなる「収縮性心膜炎」などで、疲れやすさやむくみが出ることがあります[5]。
腎臓の働きが低下して貧血が進んだり、老廃物がたまったりすると、疲れやすくなることがあります[1][8][9]。
腎臓の病気に伴う貧血については、腎性貧血のコラムをご覧ください。新型コロナウイルス感染症の症状や受診の目安も、コラムで詳しく説明しています。
下線のある病名から、詳しいコラムをご覧いただけます。
診察と検査で何を調べる?
すべての方に同じ検査を行うわけではありませんが、症状やこれまでの検査結果を確認し、必要な検査を選びます[1]。
| 確認すること・検査 | この診察・検査でわかること |
|---|---|
| 診察・体重・睡眠の確認 | 疲れ始めた時期と生活の変化、持病や薬を確認します |
| 血液・尿検査 | 貧血、血糖、腎機能、必要に応じて甲状腺などを調べます |
| 症状に応じた追加検査 | 息切れなら心電図・心エコー、いびきなら睡眠の検査などを選びます |
循環器専門医院長 浦 祐次郎から一言最初の検査で原因がはっきりしない場合も、疲労感が続くときは経過を見ながら評価します。眠りの状態や服用中の薬、息切れなどの変化を確認し、必要な検査などを検討します。生活で何が負担になっているかも伺い、その時点の体調に合う過ごし方を考えます。
受診までにできること・伝えていただきたいこと
無理な運動で改善させようとせず、睡眠と食事を整えましょう。発症の時期、体重、熱、息切れ、睡眠の記録が役立ちます。
市販薬やサプリメントも含め、使用しているものをお知らせください[1]。
よくある質問
A
はい、もちろんです。休んでも戻らない、以前と違う、生活に支障がある場合は相談してください。
A
原因によりますので、まずは診察を受けましょう。発熱、息切れ、胸痛がある場合は無理せず、まず体の状態を確認します。
A
経過と診察から必要な検査を選びます。一度で分からない場合は、その後の変化も確認します。
あわせて確認したい症状・健診結果
福岡市で疲れやすい・だるい(疲労感)のご相談なら|うらマイハートクリニック
うらマイハートクリニック(福岡市早良区藤崎・原)は、内科・循環器内科・腎臓内科・呼吸器内科を診療するクリニックです。
当院では血液・尿検査、心臓の検査などを必要に応じて組み合わせ、疲れやすさの原因を調べます。
疲れやだるさが続く方、以前より日常生活がつらくなった方は、福岡市早良区のうらマイハートクリニックまでお気軽にご相談ください。
この症状でお悩みですか?
当院の専門外来では最適な治療プランをご提案しております。
参考文献
[2] 日本循環器学会/日本心不全学会.2025年改訂版 心不全診療ガイドライン.第2章 定義、第4章 診断と経時的評価.
[3] 日本循環器学会ほか.2026年改訂版 感染性心内膜炎診療ガイドライン.第2章「症状・身体所見」.
[6] 日本循環器学会.2020年版 心アミロイドーシス診療ガイドライン.
[7] 日本循環器学会ほか.2020年改訂版 弁膜症治療のガイドライン.第1章 弁膜症の診断・評価法.