呼吸器内科|長引く咳・息苦しさ・いびき・睡眠時無呼吸のご相談
せきが長引く、たん(痰)が続く、階段で息切れする、ゼーゼーする、いびきや日中の眠気が気になるなどの症状は、喘息、タバコが原因の慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺炎、睡眠時無呼吸症候群などの呼吸器疾患が関係していることがあります。
うらマイハートクリニックの呼吸器内科では、症状や生活背景を丁寧に確認し、胸部X線、CT検査、呼吸機能検査、呼気NO検査、血液検査、睡眠時無呼吸症候群の検査などを組み合わせて評価します。
息切れは肺だけでなく心臓の病気でも起こるため、必要に応じて循環器内科と連携して原因を調べます。
このような症状は呼吸器内科へご相談ください
- せきが2〜3週間以上続く
- 痰が続く、痰に血が混じる
- ゼーゼー、ヒューヒューとした呼吸音がある
- 息苦しさ、階段や坂道での息切れ
- 風邪をひくたびにせきが長引く
- 夜間から早朝にせきが出る、せきで眠れない
- いびきが大きい、睡眠中に呼吸が止まっていると指摘された
- 日中の眠気が強い、起床時の頭痛がある
- 喫煙歴があり、せき・痰・息切れがある
- 健康診断で胸部X線の異常を指摘された
せきの期間が短くても、症状が強い場合や悪化している場合、痰に血が混じる場合などは、早めにご相談ください。
すぐに救急要請を検討する症状
以下のような症状がある場合は、外来予約を待たず、救急要請してください。
- 急に始まった強い息苦しさ
- 会話が困難なほど呼吸が苦しい
- 唇や爪が紫色になっている
- 胸痛、冷や汗、意識が遠のく感じを伴う呼吸困難
- せきとともに大量の血が出る、血が出て呼吸が苦しい
- 意識がもうろうとしている
少量でも血痰が続く場合は、早めに医療機関へご相談ください。[1]
呼吸器内科で対応する主な病気
長引く咳
せきが長引く原因には、感染後咳嗽、咳喘息、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、胃食道逆流症、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などがあります。
せきの出る時間帯、痰の有無、喘鳴、喫煙歴、服用薬などを確認し、診察や必要な検査を組み合わせて原因を調べます。[2]
気管支喘息・咳喘息
喘息は、空気の通り道(気道)の炎症によって、せきや息苦しさ、ゼーゼー・ヒューヒューとした呼吸音(喘鳴)が起こる病気です。喘鳴がなく、せきを主な症状とする咳喘息もあります。
症状や検査結果に応じて、吸入薬などを用いて治療し、正しい吸入方法や症状の経過を確認します。せきだけで喘息と決めつけず、ほかの原因も含めて評価します。[3]
COPD(慢性閉塞性肺疾患)
COPDは、長年の喫煙などによって肺や気管支が傷つき、空気を吐き出しにくくなる病気です。それによって、せき、痰、階段や坂道での息切れなどがみられます。
呼吸機能検査などで評価し、禁煙や吸入治療、病状に合った運動・栄養管理などを組み合わせて治療します。禁煙は大切ですが、肺の状態が完全に元に戻ることを保証するものではありません。[4]
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群は、眠っている間に呼吸が止まったり浅くなったりする病気です。
大きないびき、日中の眠気、起床時の頭痛、夜間頻尿などが手がかりになります。高血圧、不整脈、心不全、脳卒中などとの関係にも配慮し、検査結果や病状に応じた治療をご案内します。[5]
息切れ
息切れは、喘息やCOPDなどの呼吸器疾患だけでなく、心不全、狭心症、不整脈、貧血などでも起こります。
以前より歩くのがつらい、階段で休むことが増えたなどの変化もご相談ください。当院では、必要に応じて呼吸器(肺・気管支)と循環器(心臓・血管)の両面から評価します。
肺炎・胸部X線で指摘された異常
肺炎では、発熱、せき、痰、息苦しさなどがみられ、診察や胸部X線、血液検査などで評価します。健診で「肺に影がある」と指摘された方もご相談ください。
必要に応じて院内でCT検査を行い、異常の内容を詳しく調べます。[6]
当院で行う主な検査
症状や診察結果に応じて、必要な検査をご案内します。すべての方にすべての検査を行うわけではありません。
| 検査 | 主に確認すること |
|---|---|
| 胸部X線検査 | 肺炎、胸部の影、肺の過膨張などを確認します。 |
| 血液検査 | 炎症の程度、アレルギーに関連する項目などを症状に応じて確認します。 |
| 呼吸機能検査 | 空気を吸ったり吐いたりする機能を調べ、喘息やCOPDなどの評価に役立てます。 |
| 呼気NO検査 | 気道の炎症をみる手がかりとして、喘息などの評価に用います。 |
| 簡易睡眠時無呼吸検査 | 自宅で睡眠中の呼吸状態を調べ、睡眠時無呼吸症候群の評価に役立てます。 |
| CT検査 | 胸部X線で分かりにくい肺や気管支の状態などを、必要に応じて詳しく確認します。 |
| 循環器評価 | 心電図、BNP、心エコーなどを用い、心臓が息切れに関係していないかを必要に応じて確認します。 |
呼吸器内科の治療方針
呼吸器疾患の治療は、原因に応じて異なります。原因や病状に合わせて薬物療法と生活面への支援を組み合わせ、症状の改善と急な悪化の予防を目指します。
- 喘息・COPDに対する吸入薬などの薬物療法
- 吸入薬の使い方の確認と、治療効果に応じた調整
- 肺炎などの感染症に対する、原因に応じた治療
- 睡眠時無呼吸症候群の重症度や原因に応じた治療のご案内
- 禁煙、生活環境の調整、病状に合った運動や体重管理
- 定期的な診察や検査による継続フォロー
息切れやせきの原因が心臓にある可能性も考え、必要に応じて循環器内科と連携します。精密検査や入院治療が必要と判断した場合には、連携医療機関をご紹介します。
当院の呼吸器診療の特徴
- 胸部X線、呼吸機能検査、呼気NO検査に対応
- 基本的な血液検査を院内で迅速に行い、当日に結果説明
- 睡眠時無呼吸症候群の簡易検査に対応
- 必要に応じてCT検査を実施
- 息切れやせきについて、呼吸器疾患と心臓病の両面から評価
- 禁煙や生活習慣改善を含めた継続的なサポート
関連する疾患・診療ページ
よくある質問
A
いびきがあるだけで、必ず検査が必要とは限りません。呼吸が止まるとの指摘、日中の眠気、高血圧や心臓病なども確認して判断します。眠気がなくても睡眠時無呼吸がある場合がありますので、気になる方はご相談ください。[5]
A
当院は肺も心臓も診療可能ですので、まずは当院へご相談ください。症状や診察結果に応じて、肺と心臓の両方を調べ、必要な治療につなげます。ただし、急な強い息苦しさ、胸痛、冷や汗、意識が遠のく感じがある場合は救急要請してください。
A
禁煙は病気の進行を抑えるために最も重要ですが、肺の状態が完全に元に戻るわけではありません。症状や呼吸機能に応じて、吸入薬、運動や栄養管理なども組み合わせ、息切れの軽減や急な悪化の予防を目指します。[4]
福岡市早良区で呼吸器内科をお探しの方へ
「ちょっと気になる不調」も、「しっかり診てほしい不安」も。うらマイハートクリニックは、呼吸に関する不調を気軽に相談できるクリニックです。
せきが長引く方、息切れが気になる方、いびきや日中の眠気、健康診断で指摘された異常など、お気軽にご相談ください。
喘息やCOPDなどの持病の管理についても、肺だけでなく心臓の病気が関係している場合があります。当院では、呼吸器と循環器の両面から必要な検査・治療をご案内します。緊急症状がある場合は、通常予約ではなく救急要請を優先してください。
この症状でお悩みですか?
当院の専門外来では最適な治療プランをご提案しております。
参考文献
[1] 総務省消防庁.救急車利用リーフレット・救急受診ガイド(成人版)
[2] 日本呼吸器学会.咳嗽・喀痰の診療ガイドライン第2版2025.
[3] Global Initiative for Asthma.Summary Guide for Asthma Management and Prevention 2026.
[4] 日本呼吸器学会.COPD診断と治療のためのガイドライン2026〔第7版〕.