SYMPTOMS

体重増加

体重が増える(体重増加)の原因・考えられる病気・受診の目安|福岡市早良区

更新: 公開:

この症状で考えられる主な病気

心不全 慢性腎臓病(CKD)
ネフローゼ症候群 糖尿病性腎症
高血圧性腎硬化症 心臓弁膜症
心筋症 肥満症
甲状腺機能低下症 肝硬変
急性糸球体腎炎 溶連菌感染後糸球体腎炎
クッシング症候群 ―

下線のある病名には、詳しいコラムがあります。

「最近、体重が増えた」「数日で急に増え、靴もきつい」「食事量は同じなのに増える」。体重増加には脂肪が増える場合と、体に水分がたまる場合があります。数か月かけた増加と、数日の急な増加では確認する原因が異なります。むくみや息切れがあるときは、食べすぎだけと考えず受診を検討しましょう[1]。

この記事の要点

  • 体重増加には食事・活動の変化のほか、むくみや薬の影響が関係します。
  • 短期間の増加にむくみや息切れが重なる場合は早めに相談しましょう。
  • 増えた期間、食事、薬、心臓・腎臓の状態を確認します。
  • 当院では体重とむくみの関係を、内科・循環器内科・腎臓内科で評価します。

この記事を書いた医師

うらマイハートクリニック院長 浦 祐次郎

循環器専門医・総合内科専門医・TAVI実施医/指導医・心血管インターベンション治療学会認定医・SHD心エコー図認証医・心臓リハビリテーション指導士

循環器専門医
院長 浦 祐次郎から一言
「食べる量は変えていないのに体重が増えるので不思議です」と相談を受けることも多々あります。数日の変化は、水分がたまっているサインのこともあります。足のむくみや息切れも合わせて教えてください。

受診の目安・何科に相談する?

体重が短期間で増え、足や顔のむくみ、息切れ、尿の減少を伴う場合は早めに相談してください。横になると苦しい、新しく夜の息苦しさが出た場合は当日中の評価が必要です。

数か月かけて増える場合も、食事や活動の変化だけで説明できない、寒がりや便秘、薬の変更がある場合は内科で相談しましょう[1][2]。

尿の減少を伴う急な変化については、急性腎障害のコラムをご覧ください。

原因と考えられる病気

関連する病気の詳しい解説

心不全 慢性腎臓病(CKD)
ネフローゼ症候群 糖尿病性腎症
高血圧性腎硬化症 心臓弁膜症
心筋症 大動脈弁狭窄症
大動脈弁閉鎖不全症 僧帽弁閉鎖不全症
僧帽弁狭窄症 肥満症
甲状腺機能低下症 肝硬変
急性糸球体腎炎 溶連菌感染後糸球体腎炎
クッシング症候群 ―

症状や検査結果の特徴と、考えられる主な原因をまとめました。

症状・検査の特徴 考えられる主な原因・病気
食事や飲酒が増え、活動量が減った 摂取と消費のバランスの変化
数日で増え、むくみや息切れがある 心不全、ネフローゼ症候群、急性糸球体腎炎、進行した腎臓病などによる水分の蓄積[1][2][3]
寒がり・便秘・だるさがある 甲状腺機能低下症
薬を始めてから増えた 薬の影響
お腹の張りやむくみが目立つ 肝臓の病気など
のどや皮膚の感染後にむくみ、尿が赤い・少ない 溶連菌感染後糸球体腎炎など[4]
顔やお腹を中心に太り、あざができやすい クッシング症候群など[5]

心臓や腎臓の病気では、体の水分が増えて体重が上がることがあります。心不全の治療中の方は、毎日の体重の変化を確認することが役立ちます。急な増加への対処は主治医と相談し、利尿薬を自己判断で増やさないでください[1][2]。

下線のある病名から、詳しいコラムをご覧いただけます。

診察と検査で何を調べる?

すべての方に同じ検査を行うわけではありませんが、症状やこれまでの検査結果を確認し、必要な検査を選びます。

確認すること・検査 この診察・検査でわかること
体重・診察・血圧 増え方、むくみ、呼吸の状態を確認します
血液・尿検査 腎機能、尿蛋白、必要な甲状腺や肝臓の検査を選びます[1][3]
心電図・BNP・心エコー 心不全などが疑われる場合に心臓の状態を調べます[2]
循環器専門医
院長 浦 祐次郎から一言
体重が増えた原因に応じて、必要な治療と、食事や運動で工夫できることを整理します。水分がたまっている場合は、その原因への対応を優先します。食事や運動の見直しは、普段の生活や持病に合わせて進め、取り組みやすい方法から続けられるよう支援します。

受診までにできること・伝えていただきたいこと

朝起きて食事前のタイミングなど、同じ時間、同じ条件で体重を記録してください。むくみや尿の変化、薬の変更もメモしましょう。

無理な食事制限や水分制限を始めず、持病がある方はこれまでの指示を確認してください。

肥満があり、腎機能や尿蛋白も気になる方は、肥満関連腎症のコラムをご覧ください。

よくある質問

Q運動で減らしてよいですか?

A

ゆっくり増えた体重には運動が役立つ場合がありますが、息切れやむくみを伴う急な増加では、先に診察を受けましょう。

Q水を飲まなければ減りますか?

A

自己判断の水分制限は脱水などにつながります。必要量は心臓・腎臓の状態を見て決めます。

Qむくみがなくても病気のことはありますか?

A

あります。薬や甲状腺などの影響も含め、増え方と症状から確認します。

あわせて確認したい症状

福岡市で体重が増える(体重増加)のご相談なら|うらマイハートクリニック

うらマイハートクリニック(福岡市早良区藤崎・原)は、内科・循環器内科・腎臓内科・呼吸器内科を診療するクリニックです。

当院では、体重の増加とむくみ、息切れの関係を確認し、心臓と腎臓の検査を必要に応じて組み合わせます。

急な体重増加やむくみが気になる方、体重と息切れの変化がある方は、福岡市早良区のうらマイハートクリニックまでお気軽にご相談ください。

この症状でお悩みですか?

当院の専門外来では最適な治療プランをご提案しております。

参考文献

[1] U.S. National Library of Medicine. Weight gain – unintentional. MedlinePlus Medical Encyclopedia.

[2] 日本循環器学会/日本心不全学会.2025年改訂版 心不全診療ガイドライン.

[3] 日本腎臓学会.エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2023.

[4] Centers for Disease Control and Prevention. Clinical Guidelines for Post-Streptococcal Glomerulonephritis.

[5] National Institute of Child Health and Human Development. What are the symptoms of Cushing syndrome?

浦 祐次郎

この記事の監修者:
うらマイハートクリニック院長 
浦 祐次郎

循環器専門医・総合内科専門医・TAVI実施医/指導医・心血管インターベンション治療学会認定医・SHD心エコー図認証医・心臓リハビリテーション指導士

この監修者の詳細を見る

Contact & Reserve

ご自身の身体と、
真剣に向き合う第一歩を

当院へのご予約は
24時間受付可能なLINEが便利です。