SYMPTOMS

歩いたら足が痛くなる

歩くと足が痛くなる原因・考えられる病気・受診の目安|福岡市早良区

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この症状で考えられる主な病気

閉塞性動脈硬化症 腰部脊柱管狭窄症
変形性膝関節症 変形性股関節症
糖尿病性神経障害 下肢静脈瘤
痛風 深部静脈血栓症
バージャー病 急性下肢動脈閉塞症

下線のある病名には、詳しいコラムがあります。

「少し歩くとふくらはぎが痛む」「休むとまた歩ける」「足が冷たく傷が治りにくい」。歩行時の足の痛みには、足の血流の低下や腰の神経の圧迫などが関わります[1]。年齢や運動不足のせいと決めつけず、休むとどう変わるか、左右の差、しびれも確認しましょう。

血管の病気がある場合は、心臓や脳の血管の状態にも注意が必要です。足が急に強く痛み、冷たい・白い・しびれる・力が入らない場合は、急いで救急受診してください。

この記事の要点

  • 歩くと足が痛み、休むと軽くなる場合は、血流低下や腰の病気を考えます。
  • 足の冷たさ、色の変化、治りにくい傷がある場合は早めに相談しましょう。
  • 足と腕の血圧、診察、必要な血管の画像検査で原因を確認します。
  • 当院では循環器内科で血流を評価し、血管に問題がなければ必要に応じて整形外科などと連携します。

この記事を書いた医師

うらマイハートクリニック院長 浦 祐次郎

(循環器専門医・総合内科専門医・TAVI実施医/指導医・心血管インターベンション治療学会認定医・SHD心エコー図認証医・心臓リハビリテーション指導士)

循環器専門医
院長 浦 祐次郎から一言
「歳をとったので歩けなくなっただけ」と思うかもしれません。毎回、同じくらいの距離で痛むなら血流の確認が役立ちます。どれくらい歩くと痛み、何分休むと戻るか教えてください。

1.受診の目安・何科に相談する?

歩くたびに痛みが出る、歩ける距離が短くなる場合は循環器内科へ相談できます。喫煙歴、糖尿病、腎臓病がある方は血管の病気に注意します。安静時にも足先が痛い、傷が治らない、黒くなる場合は早急な評価が必要です[1]。

2.原因と考えられる病気

関連する病気の詳しい解説

閉塞性動脈硬化症 腰部脊柱管狭窄症
変形性膝関節症 変形性股関節症
糖尿病性神経障害 下肢静脈瘤
痛風 深部静脈血栓症
バージャー病 急性下肢動脈閉塞症

症状や検査結果の特徴と、考えられる主な原因をまとめました。

症状・検査の特徴 考えられる主な原因・病気
歩行でふくらはぎなどが痛み、休むと軽くなる 末梢動脈疾患(閉塞性動脈硬化症など)[1]
歩くと痛み・しびれが出て、前かがみで楽になる 腰部脊柱管狭窄症など[1]
関節を動かすと痛い 膝や股関節などの病気
焼けるような痛み、しびれが続く 糖尿病などによる神経の障害
急に片足が腫れて痛む 深部静脈血栓症など
立ち続けると重だるく、静脈が浮き出ている 下肢静脈瘤など
足の親指などの関節が赤く腫れて痛い 痛風など
喫煙しており、足先が冷たい・痛い バージャー病など[1]
突然強く痛み、足が冷たい・白い、動かしにくい 急性下肢動脈閉塞症など。歩行時だけの痛みと異なり、緊急の診療が必要です[1][2]

「休むと楽になる」という似た症状でも、血管と腰の病気では治療が異なります[1]。足の血流が悪い場合は、足だけでなく全身の動脈硬化のリスクも確認します[1]。詳しい治療は「閉塞性動脈硬化症」のコラムをご覧ください。

下線のある病名から、詳しいコラムをご覧いただけます。

3.診察と検査で何を調べる?

すべての方に同じ検査を行うわけではありませんが、症状やこれまでの検査結果を確認し、必要な検査を選びます。

確認すること・検査 この診察・検査でわかること
足の診察 脈、冷たさ、色、傷、しびれを確認します[1]
足と腕の血圧の比較(ABI) 足の血流が低下していないかを調べます[1]
血管エコー・必要な画像検査 血流や狭くなった場所を確認し、治療の必要性を判断します[1]
循環器専門医
院長 浦 祐次郎から一言
「痛くても歩いた方がよいと聞きました」と言われることがあります。適した運動療法はありますが、傷や安静時の痛みがある場合は先に評価が必要です。診断後に安全な歩き方を決めましょう。

4.受診までにできること・伝えていただきたいこと

痛む場所、歩ける距離、休んだ後の変化を記録し、足の傷を毎日確認してください。急な痛みや傷がある間は無理に歩かず、喫煙している方は禁煙を相談しましょう[1]。熱い湯たんぽなどによるやけどにも注意してください。

禁煙の進め方や治療については、ニコチン依存症・禁煙治療のコラムをご覧ください。

5.よくある質問

Q歩く練習だけで治りますか?

A

原因と程度で異なります。血管の病気では薬や運動療法、場合によって血流を改善する治療を組み合わせます[1][2]。

Q検査は痛いですか?

A

ABIは血圧計のように腕と足を締める検査です。エコーも通常は強い痛みを伴いません[1]。

Q腰の病気とはどう区別しますか?

A

姿勢での変化、足の脈、血流検査などで判断します。両方が重なっている場合もあります[1]。

あわせて確認したい症状

福岡市で歩くと足が痛くなる方のご相談なら|うらマイハートクリニック

うらマイハートクリニック(福岡市早良区藤崎・原)は、内科・循環器内科・腎臓内科・呼吸器内科を診療するクリニックです。

当院では歩行時の足の痛みについて血流を確認し、心臓・腎臓の状態も評価します。血管治療や腰の評価が必要な場合は適切な診療につなげます。

歩くと足が痛む方、足の冷たさや治りにくい傷が気になる方は、福岡市早良区のうらマイハートクリニックまでお気軽にご相談ください。

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当院の専門外来では最適な治療プランをご提案しております。

参考文献

[1] 日本循環器学会/日本血管外科学会.2022年改訂版 末梢動脈疾患ガイドライン.

[2] 日本循環器学会/日本血管外科学会.2025年JCS/JSVSガイドライン フォーカスアップデート版 末梢動脈疾患.

浦 祐次郎

この記事の監修者:
うらマイハートクリニック院長 
浦 祐次郎

循環器専門医・総合内科専門医・TAVI実施医/指導医・心血管インターベンション治療学会認定医・SHD心エコー図認証医・心臓リハビリテーション指導士

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