心膜炎とは?症状・原因・検査・治療を循環器専門医が解説|福岡市早良区
「深く息を吸うと胸がズキッとする」「胸が苦しくて、横になると症状が悪化する」。このような症状に心当たりはないでしょうか。あるいは、数日前の風邪が治ってから、どうも体調が優れず、動悸や息切れが続いている方もいるかもしれません。その症状、もしかすると心臓を包む膜の炎症である「心膜炎(しんまくえん)」という病気のサインかもしれません。
心膜炎は、ウイルス感染などをきっかけに比較的若い方にも起こりうる病気です。多くは適切な治療で改善しますが、心臓の周りの液体が増え、心臓を圧迫する「心タンポナーデ」という、命に関わる状態になることもあります。胸痛は心筋梗塞と見分けがつきにくいこともあるため、的確な診断が重要です。
本記事では、特徴的な症状、原因、検査、治療、日常生活の注意点を、循環器専門医の視点で解説します [3][11]。
【この記事の要点】
- 心膜炎は、心臓を包む膜に炎症が起こり、胸の痛みや息苦しさ、発熱などが現れる病気です。
- 「深呼吸や咳で胸が痛む」「横になると痛みが増し、前かがみで和らぐ」は受診したいサインです。
- 強い胸痛が続く、安静時も息苦しい、冷や汗や失神がある場合は、119番で救急車を呼んでください。
- 診断には心電図、血液検査、心エコーなどを組み合わせます。多くは薬で改善しますが、再発予防も大切です。
この記事を書いた医師
うらマイハートクリニック院長 浦 祐次郎
(循環器専門医・総合内科専門医・TAVI実施医/指導医・心血管インターベンション治療学会認定医・SHD心エコー図認証医・心臓リハビリテーション指導士)
循環器専門医院長 浦 祐次郎から一言▶ 循環器専門医(院長 浦祐次郎)からの一言 「風邪の後だから、まだ本調子ではないだけ」「胸が痛むけど筋肉痛だろう」と考えて、受診を迷うことはありませんか。深呼吸や横になったときに強くなる胸の痛みは、心膜炎のサインであることがあります。
心膜炎とは?定義と心臓で起きていること
心膜炎とは、心臓を包む「心膜(しんまく)」という薄い膜に炎症が起きた状態です。心膜の内側にはわずかな隙間(心膜腔)があり、通常15〜50mLほどの「心嚢液(しんのうえき)」が、心臓の動きを滑らかにしています[2]。
心膜炎では、膜に炎症が起こることで胸の痛みが生じたり、心膜腔に普段より多くの心嚢液が溜まったりします。心臓への影響は、液体の量だけでなく、増える速さによっても異なります。急速に溜まると、比較的少量でも心臓が十分に広がれなくなり、「心タンポナーデ」を起こすことがあります[3]。
心膜炎の症状|特徴的な胸痛から緊急性の高いサインまで
心膜炎の症状は原因や炎症の程度によってさまざまです。胸の痛みが代表的ですが、息苦しさや発熱などを伴うこともあります。症状を知り、早めに医療機関を受診することが大切です。
初期症状(特徴的な胸痛)
心膜炎の最も代表的な症状は胸痛です。狭心症や心筋梗塞の痛みと間違われることもありますが、心膜炎の痛みには以下のような特徴があります。ただし、痛みの特徴だけでは心筋梗塞などと区別できません。
| 症状 | 具体的な自覚 | なぜ起こるのか |
|---|---|---|
| 胸痛 | 胸の中央から左側にかけての、鋭く突き刺すような痛み。 | 炎症を起こした心膜が心臓の拍動のたびに擦れることで生じます。深呼吸や咳、体を横たえることで痛みが増し、前かがみの姿勢になると少し和らぐのが典型的な特徴です。 |
| 呼吸困難 | 息苦しさ、息切れ。横になると苦しく、上体を起こすと楽になることもあります。 | 胸痛で深く呼吸しにくくなるほか、心嚢液による心臓の圧迫や、合併する心臓の機能低下などが関わることがあります。 |
| 全身症状 | 発熱、全身倦怠感、筋肉痛。 | ウイルス感染などが原因の場合、これらの風邪に似た症状が胸痛に先行して現れることが多くあります。 |
進行・重症化のサイン|心タンポナーデ
心膜炎で注意が必要な合併症が「心タンポナーデ」です。溜まった心嚢液が心臓を外側から圧迫し、全身に十分な血液を送り出せなくなる状態です。急速に液体が増える場合には、比較的少量でも起こります。強い胸痛や息苦しさに加え、冷や汗、意識が遠のく・失神するなどの症状がある場合は、直ちに救急要請してください。以下も、診察で確認する重要なサインです[3]。
- 血圧の急激な低下:めまい、ふらつき、失神などを伴います。
- 速く弱い脈:脈が速くなり、触れにくくなることがあります。
- 顔面蒼白・冷や汗:顔色が悪くなり、冷たい汗が出ることがあります。
- 首の静脈のふくらみ:心臓に戻る血液が滞り、首の静脈が膨れて見えることがあります。
心膜炎の原因|ウイルス感染から全身の病気まで
心膜炎では、ウイルス感染が関係すると考えられることが多い一方、検査をしても原因が特定できない場合があります。感染症以外にも、免疫の病気や腎不全など、さまざまな原因があります[3][11]。
| 原因 | 詳細 |
|---|---|
| 感染症 | ウイルス感染が関与すると考えられることが多いものの、原因のウイルスまで特定できないこともあります。肺炎球菌や黄色ブドウ球菌などによる化膿性心膜炎はまれですが、早急な治療が必要です。結核による心膜炎もあり、化膿性心膜炎とは区別して治療します[3][7]。 |
| 自己免疫疾患(膠原病) | 自身の免疫システムが誤って自分の体を攻撃してしまう自己免疫疾患の一環として、心膜炎が起こることがあります。代表的な疾患として、全身性エリテマトーデス(SLE)や関節リウマチが挙げられます。 |
| 心臓の病気や治療後 | 心筋梗塞の数日以内に起こる早期の心膜炎と、免疫反応により数週間後などに起こるドレスラー症候群があります。また、心臓の手術や処置の後に心膜炎が起こることもあります[3]。 |
| 悪性腫瘍 | 肺がんや乳がん、悪性リンパ腫といった悪性腫瘍が心膜に転移し、「がん性心膜炎」を引き起こすことがあります。この場合、心嚢液が血性(血液が混じった色)になることが多いのが特徴です。 |
| 腎不全(尿毒症) | 腎臓の機能が著しく低下すると、体内に溜まった老廃物(尿毒素)が刺激となり、心膜に炎症を引き起こすことがあります(尿毒症性心膜炎)。 |
心膜炎の検査・診断
胸の痛みや息苦しさで来院された患者さんに対し、まず詳しい問診で症状の性質(体位による変化など)を確認し、心膜炎を疑います。聴診で、炎症を起こした心膜が擦れる音「心膜摩擦音」が聴取できれば、診断に有力な所見となります。その上で、以下のような検査を組み合わせて迅速かつ正確な診断を目指します。
- 問診:胸痛の性質、深呼吸や体位での変化、最近の風邪症状、持病などをお聞きします。
- 身体診察:聴診で心膜が擦れる音を確認し、血圧や脈、首の静脈のふくらみ、むくみなどを調べます。
- 基本の検査:心電図、胸部X線、血液検査、心エコーを組み合わせて評価します。
- 追加検査:必要に応じてコンピュータ断層撮影(CT)や心臓磁気共鳴画像検査(MRI)などを行います。
- 診断と重症度の判断:結果を総合して、心膜炎の診断、重症度、原因を評価します。
| 検査名 | 何がわかるか・特徴 |
|---|---|
| 心電図 | 心臓の電気的な活動を記録します。心膜炎では、広い範囲で特徴的な波形の変化がみられることがありますが、変化がない場合もあります。 |
| 胸部X線写真 | 心臓の大きさや形、肺の状態を確認します。心嚢液が大量に貯留すると、心臓の影がフラスコのように大きく見える「フラスコ型心拡大」を呈することがあります。 |
| 血液検査 | 炎症の程度を示すC反応性タンパク(CRP)や白血球数を調べます。心筋の傷みを示すタンパク質である心筋トロポニンIも測定します。トロポニンは心筋炎や心筋梗塞などでも上がるため、他の検査と合わせて判断します[3]。 |
| 心臓超音波検査(心エコー) | 超音波で心臓の動きや弁の状態を観察し、心嚢液の有無や量、心臓への圧迫を調べます。緊急性の判断に重要ですが、心嚢液がなくても心膜炎を否定できません[3]。 |
| CT検査・心臓MRI | 心膜の厚さや石灰化、心嚢液などを詳しく調べます。特に心臓MRIは、心膜の炎症を評価できるため、診断や治療効果の判定に役立ちます[3]。 |
軽症なら外来で治療できる場合もありますが、38℃を超える発熱、多量の心嚢液、心タンポナーデや心筋炎の合併、薬で十分な改善が得られない場合などは、入院での詳しい検査や治療を検討します[3][11]。
心膜炎の種類
心膜炎は、その経過によっていくつかの種類に分類されます。2025年の欧州心臓病学会のガイドラインでは、次のように整理されています。経過や重症度によって、治療期間や方針が異なります[3]。
| 分類 | 特徴 |
|---|---|
| 急性心膜炎 | 発症から4週間以内のもの。最も一般的なタイプです。 |
| 再発性心膜炎 | いったん症状や炎症が治まった後に、再び症状や炎症が現れるものです。 |
| 亜急性・持続性心膜炎 | 4週間を超え3か月以内の経過。持続性では、症状や炎症が十分に治まらず続きます。 |
| 慢性心膜炎 | 3か月を超えて症状や炎症が続く状態です。 |
| 収縮性心膜炎 | 心膜が硬くなり、心臓が十分に広がれなくなる状態です。経過の長さによる分類とは別に、合併症として評価します。 |
心膜炎の最新治療|大きく進歩した薬物療法から緊急処置まで
心膜炎の治療は、原因と重症度によって大きく異なります。原因が特定できる場合はその治療が優先されますが、最も多い特発性(ウイルス性が疑われる)心膜炎の場合は、炎症と痛みを抑える薬物療法が中心となります。近年、心膜炎の薬物治療はガイドラインの改訂とともに大きく進歩しています。
薬物療法の段階的アプローチ(最新ガイドライン準拠)
病状に応じた段階的な薬物治療が示されています。治療の目標は、症状を和らげ、炎症を鎮め、再発を防ぐことです[3][11]。
特発性・ウイルス性が疑われる急性心膜炎では、「非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)またはアスピリン」と「コルヒチン」の併用が標準的な治療です[3][11]。
1. 非ステロイド性抗炎症薬またはアスピリン
胸の痛みと炎症を和らげます。海外ガイドラインでは、アスピリン750〜1,000mgを8時間ごと、またはイブプロフェン600mgを8時間ごとなどが目安とされています。通常は1〜2週間を目安に治療し、症状や炎症反応の改善を確認しながら減量します。胃への負担を軽くする薬も併用します。実際の薬の種類や量、期間は、持病や副作用のリスクに応じて医師が調整します[3][11]。
2. コルヒチン
痛風にも使われる薬で、心膜炎では再発を防ぐために用います。急性心膜炎を対象としたICAP試験では、通常の抗炎症治療にコルヒチンを加えることで、炎症の持続や再発が減ることが示されています[9]。再発性心膜炎でも有効性が確認されています[4]。
用量の目安は、体重70kg未満では0.5mgを1日1回、70kg以上では0.5mgを1日2回ですが、年齢、腎臓・肝臓の働き、併用薬などに応じて調整します[12]。急性心膜炎では通常3か月程度、再発性心膜炎では6か月以上続けることが勧められています。症状が改善しても、自己判断で中止せず医師の指示に従ってください[3][11]。
非ステロイド性抗炎症薬などが使えない場合、効果が不十分な場合、自己免疫疾患などの特定の原因がある場合には、感染症の可能性も確認したうえでステロイド(プレドニゾロンなど)を検討します。再発や長期使用に伴う副作用に注意が必要なため、ガイドラインでは低〜中用量(プレドニゾロン換算で1日0.2〜0.5mg/kg)を基本とし、症状や炎症の改善を確認しながら慎重に減量します[3][11]。
再発を繰り返し、コルヒチンで十分な効果が得られず、ステロイドをやめられない患者さんなどでは、炎症の状態を確認したうえで「インターロイキン1(IL-1)阻害薬」という生物学的製剤を検討することがあります[3][11]。
- リロナセプト:難治性の再発性心膜炎を対象としたRHAPSODY試験では、治療に反応した患者さんにおいて、再発を大幅に抑える効果が示されました。2021年に米国食品医薬品局(FDA)で再発性心膜炎の治療薬として承認されています[5][11]。
- アナキンラ:コルヒチンで十分な効果が得られず、ステロイドをやめられない再発性心膜炎を対象としたAIRTRIP試験で、再発を抑える効果が示されています[6]。
これらの薬剤は、炎症に関わる物質であるインターロイキン1の働きを抑えます。日本での心膜炎に対する承認・利用条件は海外と異なるため、専門施設で適応を個別に検討します[3][11]。
特殊な心膜炎の治療:細菌性(化膿性)心膜炎
細菌感染によって膿が溜まる「化膿性心膜炎」は、全心膜炎の1%未満とまれですが、適切な治療が遅れると命に関わります。黄色ブドウ球菌や肺炎球菌などが原因となり、免疫力が低下している方や胸部手術後などで発症することがあります[2][7]。
化膿性心膜炎が疑われる場合は入院のうえ、早急に心嚢ドレナージ(溜まった膿を体外に排出する処置)と抗菌薬の点滴治療を行います[3][7][8]。
- 初期の抗菌薬治療:原因菌が判明するまでは、想定される複数の細菌に対応できる抗菌薬を選びます。薬の種類や量は、感染した状況や腎機能などに合わせて調整します[3][8]。
- 原因菌が判明した後の治療:心嚢液や血液の培養検査の結果に応じて、その菌に適した抗菌薬に変更します[3][8]。
- 治療期間:通常は数週間以上の抗菌薬治療が必要です。原因菌、膿の排出状況、発熱や炎症の改善を確認し、治療期間を個別に判断します[3]。
心タンポナーデの治療(心膜穿刺)
心タンポナーデで血圧が下がるなど循環が不安定な場合には、溜まった心嚢液を排出し、心臓への圧迫を速やかに解除する処置が必要です。心膜穿刺のほか、原因や状態に応じて外科的に排出する方法を選ぶこともあります[3]。
- 心膜穿刺(しんまくせんし):心エコーなどで心臓や周囲の血管の位置を確認しながら、皮膚から細い針を入れて心嚢液を抜き取ります(ドレナージ)。局所麻酔を行い、身体の状態を監視しながら実施する処置です。心臓への圧迫を解除することで、血圧や呼吸状態の改善を図ります。抜き取った心嚢液は、原因を調べるための検査に用います。
治療後の体力回復・運動再開のサポート
心膜炎の炎症が続いている間は、心臓への負担を避けるために運動を控えます。2025年ESCガイドラインでは、少なくとも1か月、かつ症状や炎症が治まるまでの運動制限を勧めています。1か月たてば自動的に再開できるわけではありません。運動の再開時期は、症状や血液検査、心エコーなどで回復を確認して判断します[3][11]。安静期間が長くなると体力が低下することもあるため、回復後は専門家の指導のもとで段階的に運動を再開することが大切です。心膜炎そのものは「心臓リハビリテーション」の保険適応疾患ではありませんが、心不全などを伴う場合は、病状に応じて適応を判断します。
心膜炎の予防と再発防止|日常生活でできること
日常生活での注意点
- 急性期の安静と運動制限:炎症が続いている間は運動を控え、日常生活の活動量についても医師の指示に従ってください。競技スポーツへの復帰も、一律の期間だけで決めず、症状や検査結果で回復を確認しながら個別に判断します[3][11]。
- 再発の確認と服薬継続:急性心膜炎の後には、約15〜30%の方で再発がみられると報告されていますが、治療内容などによって異なります[1]。再発予防にはコルヒチンの併用が有効で、症状が改善しても、医師の指示に沿って数か月間服用を続けることが大切です[4][9]。胸の痛みや息苦しさが再び現れた場合は、早めに受診してください。
- 体調管理:手洗いなどの基本的な感染対策、十分な睡眠や休息を心がけましょう。ただし、これらだけで心膜炎の発症や再発を防げるわけではありません。
定期通院の重要性
再発性心膜炎に移行するケースもあるため、症状が改善した後も定期的な通院が重要です。診察では、症状の再燃がないかを確認し、必要に応じて心エコー検査などで心嚢液の貯留がないかをチェックします。自己判断で通院を中断せず、医師の指示に従うことが大切です。
循環器専門医院長 浦 祐次郎から一言▶ 循環器専門医(院長 浦祐次郎)からの一言 治療後も「痛みがなくなったから、薬をやめても大丈夫」と思うかもしれませんが、再発を防ぐために治療を続ける期間が必要です。薬をいつまで飲むのか、仕事や運動にいつ戻れるのかも、一緒に確認していきましょう。
心膜炎の疫学と日本の現状
海外の報告では、心膜炎は入院全体の約0.1%、救急外来を受診する胸痛患者の約5%を占めるとされています。また、イタリアの一地域では、年間10万人あたり約27.7人が発症したと報告されています[1][2]。欧米では、原因が特定できない「特発性心膜炎」が多く、ウイルス感染の関与が疑われています。
日本における特発性心膜炎の実態
2025年に発表された日本の全国調査では、2016年4月から2021年3月までの5年間に、調査対象施設で入院した心膜炎患者8,020例のうち、約半数(49%)にあたる3,963例が特発性心膜炎でした。この調査では、以下の結果が示されています[10]。
- 患者さんの年齢:特発性心膜炎で入院した患者さんの年齢中央値は、2016年度の62歳から2020年度の68歳へ上昇していました[10]。
- 重症化と再入院:特発性心膜炎では、入院中の心タンポナーデ合併率は5.1%でした。また、追跡可能だった患者さんの5.7%が、1年以内に心膜炎で同じ病院へ再入院していました。外来での再発や、別の病院への入院は含まれていません[10]。
- コルヒチンの国内での取り扱い:調査対象期間には国内での使用に課題がありましたが、2025年9月には、心膜炎へのコルヒチン使用を保険診療の審査上原則認める取り扱いが示されました。これは、添付文書の効能・効果への追加とは異なる取り扱いです[10][12]。
このような症状があればご相談ください
以下のような症状に心当たりがある方は、心膜炎の可能性も考え、お早めに循環器専門医にご相談ください。
- 深呼吸や咳をすると強くなる胸の痛み
- 横になると悪化し、前かがみになると和らぐ胸の痛み
- 風邪をひいた後の、原因不明の動悸や息切れ
「ただの風邪の後の不調だろう」「筋肉痛かもしれない」と自己判断せず、専門医の診察を受けることが、重篤な合併症を防ぐために重要です。
よくある質問
栄養バランスのよい食事を心がけてください。心膜炎だけを理由に、全員が厳しい食事制限をする必要はありません。心不全や腎臓病などを伴う場合は、塩分や水分について個別の指示が必要です。
多くの心膜炎は、親から子へ直接受け継がれる病気ではありません。ただし、再発を繰り返す方や、家族にも同じような症状がある方では、遺伝的な体質が関わることがあります。家族歴がある場合は診察時にお伝えください[3]。
強い胸痛が続く、安静にしていても息苦しい、冷や汗が出る、意識が遠のく・失神する場合は、救急要請してください。心筋梗塞など、別の緊急疾患の可能性もあるため、自分で運転して受診しないでください。
心膜炎そのものが人にうつるわけではありません。ただし、原因となったウイルスなどの感染症は、周囲にうつることがあります。感染症を伴う場合は、その病気に応じた感染対策が必要です。
福岡市で心膜炎の診療なら|うらマイハートクリニックの特徴
うらマイハートクリニック(福岡市早良区藤崎・原)は、内科・循環器内科・腎臓内科・呼吸器内科を診療し、心臓リハビリテーションにも対応するクリニックです。
院長(浦 祐次郎)は、循環器専門医・総合内科専門医・心血管インターベンション治療学会認定医・TAVI実施医/指導医・SHD心エコー図認証医・心臓リハビリテーション指導士として、九州医療センターで13年間、小倉記念病院で1年半にわたり、重症心疾患の診療に従事してきました。副院長の浦 雅紀子は腎臓内科医として、福岡山王病院で約5年間、九州医療センターで6年間にわたり、心腎連関を踏まえた包括的な腎臓病診療に従事してきました。
現在はうらマイハートクリニックにて内科医2名体制で円滑な診療に努めています。
- 院内での迅速な検査体制:BNPなど含む当日結果のわかる多様な血液検査、心臓を含む各種エコー検査、総合病院レベルの64列CT(冠動脈CT含む)に対応。
- 治療後のサポート:心臓リハビリ施設「ReHeart Gym」で専門スタッフが体力回復・再発予防を支援。
- 通いやすい診療体制:診療開始は8時30分から、水曜は20時まで診療。駐車場11台完備。発熱症状のある方の専用入口あり。
胸の痛みや息苦しさでお悩みの方、または心膜炎が心配な方は、福岡市早良区のうらマイハートクリニックまでお気軽にご相談ください。
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