鼻水・鼻づまりの原因・考えられる病気・受診の目安|福岡市早良区
この症状で考えられる主な病気
| 風邪(急性上気道感染症) | インフルエンザ |
| 花粉症 | アレルギー性鼻炎 |
| 副鼻腔炎 | 非アレルギー性鼻炎 |
| 新型コロナウイルス感染症 | 鼻ポリープ(鼻茸) |
| 鼻中隔弯曲症 | 好酸球性副鼻腔炎 |
下線のある病名には、詳しいコラムがあります。
「鼻水が止まらない」「鼻が詰まって眠りにくい」「鼻水がのどに落ち、咳が出る」。鼻の症状には風邪、花粉症やダニなどのアレルギー、副鼻腔炎などが関係します。季節、鼻水の性状、目のかゆみ、発熱、顔の痛みを確認すると原因を考えやすくなります。長引く鼻の症状や咳でお困りの方は、内科や耳鼻咽喉科で相談できます。
この記事の要点
- 鼻水・鼻づまりは風邪、アレルギー、副鼻腔炎などで起こります。
- 症状が続く、睡眠を妨げる、顔の痛みや片側の症状がある場合は相談しましょう。
- 季節と症状を確認し、必要な場合にアレルギー検査などを行います。
- 当院では内科で相談し、咳や喘息の併存、耳鼻咽喉科の診察の必要性も確認します。
この記事を書いた医師
うらマイハートクリニック院長 浦 祐次郎
(循環器専門医・総合内科専門医・TAVI実施医/指導医・心血管インターベンション治療学会認定医・SHD心エコー図認証医・心臓リハビリテーション指導士)
循環器専門医院長 浦 祐次郎から一言鼻水や鼻づまりの診療では、症状の程度に加え、睡眠や仕事への影響も大切にしています。鼻が詰まって眠れない、日中も集中しにくいなど、生活の中で困っていることをお聞かせください。症状を和らげ、毎日を過ごしやすくできるよう、ご自身に合った治療を考えます。
1.受診の目安・何科に相談する?
鼻水・鼻づまりが長引く、季節ごとに繰り返す、睡眠に支障がある場合は相談しましょう。強い顔の痛み、片側だけの鼻づまり、鼻血を繰り返す場合は耳鼻咽喉科での評価も必要です。目の周りの腫れ、見え方の変化、強い頭痛や高熱がある場合は早急に受診してください[1]。
2.原因と考えられる病気
関連する病気の詳しい解説
| 風邪(急性上気道感染症) | インフルエンザ |
| 花粉症 | アレルギー性鼻炎 |
| 副鼻腔炎 | 非アレルギー性鼻炎 |
| 新型コロナウイルス感染症 | 鼻ポリープ(鼻茸) |
| 鼻中隔弯曲症 | 好酸球性副鼻腔炎 |
症状や検査結果の特徴と、考えられる主な原因をまとめました。
| 症状・検査の特徴 | 考えられる主な原因・病気 |
|---|---|
| のどの痛みや咳、発熱もある | 風邪、インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症など |
| 特定の季節にくしゃみ・目のかゆみがある | 花粉症 |
| 一年を通して、室内などで鼻症状が出る | 通年性アレルギー性鼻炎 |
| 鼻づまり、顔の痛み、においの感じにくさが続く | 副鼻腔炎、好酸球性副鼻腔炎、鼻ポリープなど |
| 刺激や温度変化などで出る | アレルギー以外の鼻炎など |
| 片側または両側の鼻づまりが長く続く | 鼻中隔弯曲症など |
黄色や緑色の鼻水でも、色だけで細菌感染や抗菌薬の必要性は決まりません。経過やほかの症状を合わせて判断します[2]。アレルギー検査も陽性だけで原因と決めず、症状の時期と一致するか確認します[3]。
発熱やのどの痛みもある方は、風邪(急性上気道感染症)・インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症のコラムをご覧ください。
下線のある病名から、詳しいコラムをご覧いただけます。
3.診察と検査で何を調べる?
すべての方に同じ検査を行うわけではありませんが、症状やこれまでの検査結果を確認し、必要な検査を選びます。
| 確認すること・検査 | この診察・検査でわかること |
|---|---|
| 診察・症状の経過 | 時期、場所、発熱、顔の痛み、薬の効果を確認します |
| 必要なアレルギー検査[3] | 原因が疑われる花粉やダニなどへの反応を調べます |
| 耳鼻咽喉科での評価 | 鼻の中の詳しい診察や画像検査が必要な場合に連携します |
循環器専門医院長 浦 祐次郎から一言鼻の症状に咳や息苦しさが伴う場合は、それらも合わせて原因を考えます。使っている市販薬や点鼻薬を確認し、効果だけでなく眠気などの副作用も踏まえて治療を選びます。鼻の中の詳しい診察が必要な場合は、耳鼻咽喉科と連携して診療を進めます。
4.受診までにできること・伝えていただきたいこと
花粉やほこりで症状が出る場合は、マスクや室内環境の調整を試せます。市販の飲み薬・点鼻薬を持参し、眠気や使用回数も伝えてください。
季節に繰り返す鼻の症状や対策については、花粉症のコラムで詳しく説明しています。
5.よくある質問
A
全員に必要ではありません。経過から原因が不明な場合や、治療の選択に役立つ場合に検討します[3]。
A
眠気の出方は薬で異なります。運転に関する注意も確認し、別の薬や使い方を相談してください。
A
鼻や副鼻腔の病気が咳に関わることがあります。喘息などが重なっていないかも確認します。
鼻の症状を伴う長引く咳については、慢性咳嗽のコラムをご覧ください。
あわせて確認したい症状
福岡市で鼻水・鼻づまりのご相談なら|うらマイハートクリニック
うらマイハートクリニック(福岡市早良区藤崎・原)は、内科・循環器内科・腎臓内科・呼吸器内科を診療するクリニックです。
当院では鼻症状の経過と咳・呼吸症状を確認し、必要な治療を検討します。鼻の詳しい評価が必要な場合は耳鼻咽喉科と連携します。
鼻水や鼻づまりが長引く方、市販薬の効果や眠気でお困りの方は、福岡市早良区のうらマイハートクリニックまでお気軽にご相談ください。
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当院の専門外来では最適な治療プランをご提案しております。
参考文献
[1] NICE. Sinusitis (acute): antimicrobial prescribing(NG79, 2017).
[2] 厚生労働省. 抗微生物薬適正使用の手引き 第四版 医科・外来編(2026).
[3] 櫻井大樹. 鼻アレルギー診療ガイドライン2024―診療の質向上に向けたガイドラインの活用と連携のポイント. アレルギー. 2025;74:196–200.