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慢性腎臓病(CKD)

慢性腎臓病(CKD)の症状・原因・検査・治療を腎臓内科医が解説 |福岡市早良区

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「健康診断で腎臓の機能が落ちていると言われた」「尿検査でたんぱくが出ていると指摘された」「最近、足のむくみが気になる」。このような経験はありませんか。

慢性腎臓病(CKD)は、初期にはほとんど自覚症状がなく、健診で初めて気づくことも多い病気です。症状がなくても検査結果を確認し、原因に合った治療と生活習慣の改善を続けることで、腎機能の低下を遅らせ、透析が必要になる可能性や、心筋梗塞・心不全などの心臓・血管の病気を発症する可能性を減らすことを目指します[1][2]。

この記事では、慢性腎臓病の症状や原因、検査の数値の見方、食事と治療について解説します。福岡市早良区のうらマイハートクリニックでは、腎臓内科医と循環器専門医が連携し、腎臓と心臓の両方を考えた診療を行います。

【この記事の要点】

  • 慢性腎臓病(CKD)は、尿蛋白など腎臓の傷みを示す異常や、腎臓の働きの低下が3か月以上続く状態です。
  • 初期は自覚症状がほとんどなく、健診で尿蛋白やeGFRの異常を指摘されたら、体調がよくても相談しましょう。
  • 原因、eGFR、尿蛋白・尿アルブミンの量を組み合わせ、腎臓の状態と今後のリスクを評価します。
  • 血圧・血糖の管理や薬、減塩などで腎機能を守ります。食事制限は腎機能と栄養状態に合わせて調整します。

この記事を書いた医師

うらマイハートクリニック副院長 腎臓内科医 浦 雅紀子

(日本内科学会 認定内科医、難病指定医、身体障害者福祉法指定医師)

腎臓内科医
副院長 浦 雅紀子から一言
「腎臓の数値が少し悪いだけで、元気なのですが」と感じる方もいると思います。慢性腎臓病は、症状がなくても検査で変化を確認することが大切です。1回のeGFRだけで将来を決めつけず、過去の数値や尿蛋白と合わせて、ご自身の状態を知るところから始めましょう。

慢性腎臓病とは

腎臓は、血液をろ過して老廃物や余分な水分を尿に出すほか、塩分やカリウムなどのバランスを保つ臓器です。慢性腎臓病とは、腎臓の傷みや働きの低下が3か月以上続く状態の総称です。尿蛋白など、腎臓の傷みを示す異常がある場合、または腎臓が血液をろ過する力の目安であるeGFR(推算糸球体濾過量)が60mL/分/1.73m²未満の場合に診断します[1][2]。

日本の慢性腎臓病の患者数は約2,000万人、成人の約5人に1人と推計されています。健診で異常を指摘されたときは、症状がなくても放置しないことが大切です[2]。

慢性腎臓病の症状と受診の目安

初期にはほとんど症状がないため、「体調がよいから腎臓も大丈夫」とは限りません。腎機能の低下が進むと、次のような症状が現れることがあります。症状の出方には個人差があり、症状だけで病気の進行度を判断することはできません[2][3]。

  • 足や顔のむくみ
  • 疲れやすさ、だるさ、貧血に伴う動悸や息切れ
  • 食欲低下、吐き気
  • 皮膚のかゆみ、筋肉のけいれん
  • 夜間の排尿回数の増加など、尿の変化

これらは他の病気でも起こります。むくみやだるさだけで慢性腎臓病と決めつけず、血液・尿検査などで確認します[2]。

症状がなくても相談したい方

  • 健康診断で尿蛋白、尿潜血、eGFRの異常を指摘された方
  • 高血圧や糖尿病がある方
  • ご家族に腎臓病の方や、透析を受けている方がいる場合
  • 痛み止めを長く使っている方、市販薬やサプリメントの影響が気になる方

上記に当てはまる方は、健診結果やお薬手帳を持ってご相談ください。血尿には尿路の病気など別の原因もあるため、必要に応じて泌尿器科と連携します[2][3]。

腎臓が悪くなる原因

糖尿病と高血圧は、慢性腎臓病の主な原因です。ただし、生活習慣だけで起こる病気ではなく、腎炎や遺伝が関係する病気、薬の影響など、さまざまな原因があります[2][3]。

  • 糖尿病性腎症:高血糖が長く続くことで、腎臓の細い血管や血液をろ過する部分が傷みます。
  • 腎硬化症:高血圧や加齢に伴う血管の変化などにより、腎臓の働きが低下します。腎機能の低下が血圧を上げることもあります。
  • 慢性糸球体腎炎:腎臓のフィルターにあたる糸球体に炎症が起こる病気です。IgA腎症などが含まれます。
  • 多発性のう胞腎:腎臓に多数ののう胞(液体がたまった袋)ができる病気で、遺伝が関係するものがあります。
  • その他:薬の影響、免疫が自分の体を攻撃する病気(自己免疫疾患)、結石などで尿の通り道が詰まることが原因になる場合もあります。

日本透析医学会の2024年調査では、その年に新たに透析を始めた患者さんで、透析が必要になった主な原因の病気は糖尿病性腎症が最も多く、次いで腎硬化症でした[4]。

腎臓の数値とステージをどう見るか

eGFRと尿蛋白を合わせて確認する

eGFRは、血液中の老廃物であるクレアチニンの値と年齢・性別などから、腎臓が血液をろ過する力を推定した数値です。年齢や筋肉量などの影響も受けるため、過去からの変化や尿検査の結果と合わせて判断します。筋肉量が少ない方などでは、筋肉量の影響を受けにくい「シスタチンC」という血液検査を参考にすることもあります[1][2]。

尿に漏れ出たたんぱく質(尿蛋白・尿アルブミン)は、腎臓の傷みを知る手がかりです。腎臓病の状態は、原因となる病気、eGFR、尿蛋白・尿アルブミンの量を組み合わせて判断します。同じeGFRでも、尿蛋白の量や腎機能が低下する速さによって、悪化しやすさは異なります[1][2]。

1回の検査だけで慢性腎臓病と決めず、過去の結果や再検査で確認します。ただし、急な腎機能の悪化が疑われる場合は、3か月待たずに原因を調べ、必要な治療を行います[1][2]。

eGFRによるステージ分類

区分 eGFR
(mL/分/1.73m²)
腎機能の目安 主な対応
G1 90以上 正常または高値 尿蛋白などの腎障害があれば、原因を調べて治療します。
G2 60~89 軽度低下 尿検査の結果や持病を確認し、経過を見ます。
G3a 45~59 軽度~中等度低下 尿蛋白や腎機能の変化に応じて、検査と治療を行います。
G3b 30~44 中等度~高度低下 腎機能や栄養状態に合わせて、食事と薬を調整します。
G4 15~29 高度低下 貧血やむくみなどに注意し、今後の治療について相談します。
G5 15未満 腎不全 透析や腎移植を検討します。開始時期は症状や検査結果などから判断します。

G1・G2では、尿蛋白など腎臓の傷みを示す異常がなければ、eGFRの数値だけで慢性腎臓病とは診断しません。症状の有無とステージは必ずしも一致せず、G5になっただけで直ちに透析が必要になるわけではありません[1][2]。

検査は何を調べるのか

  • 尿検査:尿蛋白・尿アルブミンや血尿の有無、その程度を調べます。
  • 血液検査:腎機能に加え、貧血の有無や、カリウム・カルシウム・リンなどの値を確認します。
  • 画像検査:超音波(エコー)検査などで腎臓の大きさや形、のう胞、結石、尿の通り道の異常などを確認します。CT検査は必要に応じて行います。
  • 腎生検:原因の確認や治療方針の決定に必要な場合に、腎臓の組織を少量採って調べます。全員に必要な検査ではありません。

多くの検査は外来で行えます。腎生検が必要な場合は、検査を行う医療機関で麻酔や入院について説明を受けます[2][3]。

慢性腎臓病で気をつけたい食事

「腎臓によい食べ物を増やせばよいのか」「何を控えればよいのか」と迷う方もいます。特定の食品だけで腎機能を回復させることは期待できません。食事療法は減塩を基本に、腎機能や血液検査、栄養状態に合わせて調整します[2][12]。

食塩は1日6g未満を目安にする

食塩のとり過ぎは血圧を上げ、むくみの原因にもなります。1日6g未満を目安に、麺類の汁を残す、しょうゆやソースをかけ過ぎない、加工食品の食塩相当量を確認するなど、続けやすい方法から取り組みましょう。食欲が落ちている方では、栄養不足にも配慮します[2][3]。

たんぱく質の摂取量の目安

たんぱく質は、腎機能に応じて量を調整します。以下は、日本腎臓学会「CKD診療ガイド2024」に基づく、透析を受けていない成人の慢性腎臓病の方の目安です[2]。

区分 eGFR
(mL/分/1.73m²)
1日のたんぱく質量 標準体重60kg
の場合
G1・G2 60以上 過剰な摂取を避ける 個別に調整
G3a 45~59 標準体重1kgあたり
0.8~1.0g
48~60g
G3b~G5 45未満 標準体重1kgあたり
0.6~0.8g
36~48g

標準体重は、身長(m)×身長(m)×22で計算します。ただし、たんぱく質量の計算に使う体重や、実際の摂取量は、年齢、体格、栄養状態などを踏まえて医師や管理栄養士と相談して決めます。この量は食品そのものの重さではなく、ご飯やパンなども含めた1日分の食事に含まれる、たんぱく質の合計量です[2]。

特に高齢の方や、体重・筋肉量が減っている方では、栄養不足を防ぐために制限を緩めるなどの調整が必要です。十分なエネルギーも確保し、自己判断で厳しく制限しないようにしましょう。透析中や腎移植後の方には、この表をそのまま当てはめません[1][2]。

国際的な腎臓病診療の指針「KDIGO 2024」では、まだ透析を受けていないG3~G5の成人について、体重1kgあたり1日0.8gを基本的な目安としています。資料によって目安に違いがあるため、ご自身に合った量を主治医と確認しましょう[1]。

カリウムと水分は個別に調整する

カリウム制限が必要かどうかは、腎機能、血液中のカリウム値、服用中の薬などによって異なります。腎臓病だからと野菜や果物を一律に避けず、必要な場合に量や調理方法を調整します。減塩調味料のなかには塩化カリウムを使った製品もあるため、カリウム制限を指示されている方は使用前に確認してください[2][12]。

水分も、多く飲めば腎臓によいとは限りません。脱水を避ける一方、むくみや心不全、尿量などに応じて調整が必要です。ご自身に合った食事と水分のとり方を相談しましょう[2][12]。

腎臓内科医
副院長 浦 雅紀子から一言
「腎臓に悪いものを全部やめなければ」と、食事が不安になるかもしれません。ただ、制限しすぎて体重や筋力が落ちることにも注意が必要です。まずは続けられる減塩から始め、たんぱく質やカリウムは検査結果と普段の食事を見ながら調整しましょう。

慢性腎臓病の治療

治療の目標は、現在の腎機能をできるだけ長く保ち、腎不全への進行や、心臓・血管の病気を防ぐことです。原因となる病気の治療、血圧・血糖の管理、生活習慣の改善、薬物療法を組み合わせます[1][2][3]。

血圧の目標と家庭での測定

日本腎臓学会が2026年に公表した提言では、血圧は原則として診察室で130/80mmHg未満、家庭で125/75mmHg未満を目指します。ただし、腎機能、年齢、日常生活の状態や、めまい・ふらつきなどに応じて、目標や治療の進め方を調整します。特に糖尿病がなく尿蛋白が出ていない方などでは、段階的に下げる場合があります[5]。

家庭で測った血圧の記録も、薬の調整に役立ちます。診察室での値だけで判断せず、家庭血圧と体調を合わせて主治医に伝えましょう[5]。

腎臓を守るために使う薬

ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)やARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)は、特に尿蛋白を伴う慢性腎臓病で、血圧を下げて腎臓を守るために使います。尿蛋白がない場合は、カルシウム拮抗薬や利尿薬なども含めて選びます。開始・増量後などには、腎機能と血液中のカリウムを確認します[1][5]。

SGLT2阻害薬(ナトリウム・グルコース共輸送体2阻害薬)のダパグリフロジン(フォシーガ)やエンパグリフロジン(ジャディアンス)は、糖尿病がない方の慢性腎臓病にも使える薬です。多くの患者さんが参加した研究で腎機能の低下を遅らせる効果が示されており、腎機能や原因となる病気などに応じて使用を判断します。末期腎不全や透析中の方は、日本では慢性腎臓病に対するこの薬の使用対象に含まれません[6][7][9]。

発熱や下痢などで食事・水分が十分にとれないときには、薬を一時的に休む必要がある場合があります。体調不良時の対応は、あらかじめ主治医に確認しておきましょう[1][9]。

2型糖尿病を伴う慢性腎臓病では、フィネレノン(ケレンディア)を使うこともあります。腎臓や心臓を守る効果が期待され、通常はACE阻害薬やARBによる治療に追加します。血液中のカリウムが上がることがあるため、腎機能と合わせて定期的に検査します。末期腎不全や透析中の方は、日本では慢性腎臓病に対するこの薬の使用対象に含まれません[8][9]。

2026年のFIND-CKD試験では、糖尿病がなくても、尿にアルブミンというたんぱくが多く出ている慢性腎臓病の方で、フィネレノンが腎機能の低下を遅らせる結果が報告されました。ただし、日本で慢性腎臓病の治療薬として使えるのは、現時点では2型糖尿病を伴う方です。研究結果と日本での使用対象を踏まえて判断します[9][10]。

このほか、原因となる腎炎の治療や、貧血、カルシウムやリンの異常、血液中のカリウムが高い状態などへの治療を行います。薬は腎機能や合併症に応じて種類と量を調整するため、市販薬やサプリメントも含めて医師・薬剤師に伝えてください[2][3][13]。

運動と生活習慣

状態が安定していれば、ウォーキングなどの有酸素運動や、体力に合った筋力トレーニングを続けることが勧められます。過度な安静は筋力の低下につながるため、無理のない範囲から始めましょう。強い息切れ、胸痛、めまいなどがあるときは運動を控え、相談してください[1][3][13]。

禁煙も、腎臓や心血管の病気のリスクを減らすために重要です。肥満がある方では適切な体重管理に取り組みますが、体重や筋肉が減っている方では栄養状態の維持を優先します。当院では、心臓と腎臓の状態を踏まえて運動や生活習慣について相談できます[2][3]。

透析や腎移植が必要になる場合

腎機能が著しく低下した場合には、透析や腎移植などについて説明を受け、必要な準備を進めます。透析を始める時期は、eGFRの数値だけでなく、食欲低下や息苦しさ、むくみ、血液検査の異常、生活への影響などを総合して判断します[1][2]。

日本で定期的に透析治療を受けている人は、2024年末時点で337,414人(約33.7万人)です。これは年末時点の患者数であり、慢性腎臓病と診断されたすべての方が透析に進むわけではありません[4]。

腎臓と心臓の関係

腎臓と心臓は、互いに影響し合っています。腎機能が低下して塩分や水分がたまると心臓に負担がかかり、心臓の働きが悪くなると腎臓にも影響します。この関係を「心腎連関」といいます[2][3]。

慢性腎臓病では、腎機能の低下に加えて、心筋梗塞や心不全などの心血管疾患にも注意が必要です。当院では、必要に応じて心エコーやCTなどを組み合わせ、腎臓と心臓の両面から治療を考えます[3][11]。

よくある質問

Q慢性腎臓病は治りますか

A

慢性的に傷んだ腎臓の組織を元に戻すことは難しい場合があります。一方、原因となる病気の治療などで尿蛋白や腎機能が改善することもあります。回復の見込みは原因や進行度によって異なるため、まず原因を確かめ、現在の腎機能を長く保つ治療を続けます[2][3]。

Q薬は一生飲み続ける必要がありますか

A

原因や病状によって異なります。高血圧や糖尿病の治療、腎臓を守る治療を長く続ける方もいますが、薬の種類や量は検査結果と体調に合わせて調整します。数値がよくなっただけで自己判断で中止せず、主治医と相談してください[2][13]。

Q薬をたくさん飲むと腎臓に負担がかかりませんか

A

薬の種類によっては腎臓に負担をかけることがあります。一方、腎臓を守る目的で使う薬もあります。特に痛み止めの一部には注意が必要です。市販薬やサプリメントを含め、お薬手帳などで服用内容を医師・薬剤師に伝えてください[1][13]。

Q慢性腎臓病でも運動してよいですか

A

状態が安定していれば、体力に合った運動を続けることが勧められます。まずは無理のない歩行などから始め、運動の種類や強さを相談しましょう。体調が悪い日や、胸痛・強い息切れがあるときは運動を控えてください[3][13]。

Q腎臓によい食べ物はありますか

A

特定の食品だけで腎機能を回復させることは期待できません。減塩を基本に、必要なエネルギーを確保しながら食事全体を整えます。たんぱく質やカリウムの量は、腎機能と栄養状態に合わせて調整します。本文の目安表を参考に、ご自身に合う量を医師や管理栄養士と確認してください[2][12]。

Q家族に腎臓病がいると遺伝しますか

A

慢性腎臓病はさまざまな原因によって起こり、すべてが遺伝するわけではありません。多発性のう胞腎など、遺伝が関係する病気もあります。ご家族に腎臓病や透析を受けている方がいる場合は、診察時に伝えてください[2][3]。

Q検査は痛いですか 入院は必要ですか

A

採血には針を刺す痛みがありますが、尿検査やエコー検査は通常、強い痛みを伴いません。これらは多くの場合、外来で行えます。腎生検が必要な場合は、麻酔を使い、検査後の出血などを確認するための観察が必要です。入院の必要性や期間は、検査を行う医療機関で確認します[2][3]。

Qどのような症状なら救急要請が必要ですか

A

急な強い息苦しさ、強い胸痛、意識がもうろうとしている、呼びかけへの反応が鈍い・ないなどの場合は、救急要請してください。腎臓だけでなく、心臓や肺などの緊急の病気の可能性もあります。急に尿が少なくなった、むくみが急に増えた、吐き気で水分がとれない場合も、早めに医療機関へ連絡してください[2][14]。

QステージG5になるとすぐ透析ですか

A

G5はeGFRが15mL/分/1.73m²未満の区分ですが、数値だけで透析開始を決めるわけではありません。症状、血液検査、むくみや栄養状態などを合わせて判断します。治療が必要になったときに備えて、透析や腎移植について早めに相談しておくことが大切です[1][2]。

Q慢性腎臓病と慢性腎不全は違いますか

A

慢性腎臓病は、尿蛋白など腎臓の傷みを示す異常がある早い段階から、腎機能が大きく低下した段階までを含む広い言葉です。慢性腎不全は、腎臓の働きが持続的に低下した状態を指します。ご自身の状態は、名称だけでなくeGFRや尿検査の結果と合わせて確認しましょう[2][3]。

福岡市で慢性腎臓病(CKD)の診療なら|うらマイハートクリニックの特徴

うらマイハートクリニック(福岡市早良区藤崎・原)は、内科・循環器内科・腎臓内科・呼吸器内科を診療し、心臓リハビリテーションにも対応するクリニックです。

院長(浦 祐次郎)は、循環器専門医・総合内科専門医・心血管インターベンション治療学会認定医・TAVI実施医/指導医・SHD心エコー図認証医・心臓リハビリテーション指導士として、九州医療センターで13年間、小倉記念病院で1年半にわたり、重症心疾患の診療に従事してきました。副院長の浦 雅紀子は腎臓内科医として、福岡山王病院で約5年間、九州医療センターで6年間にわたり、心腎連関を踏まえた包括的な腎臓病診療に従事してきました。

現在はうらマイハートクリニックにて内科医2名体制で円滑な診療に努めています。

  • 院内での迅速な検査体制:BNPなど含む当日結果のわかる多様な血液検査、心臓を含む各種エコー検査、総合病院レベルの64列CT(冠動脈CT含む)に対応。
  • 治療後のサポート:心臓リハビリ施設「ReHeart Gym」で専門スタッフが体力回復・再発予防を支援。
  • 通いやすい診療体制:診療開始は8時30分から、水曜は20時まで診療。駐車場11台完備。発熱症状のある方の専用入口あり。

健診でeGFRの低下や尿蛋白を指摘された方、むくみが気になる方、腎臓を守る薬や食事について相談したい方は、福岡市早良区のうらマイハートクリニックまでお気軽にご相談ください。

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参考文献

[1] Kidney Disease: Improving Global Outcomes (KDIGO) CKD Work Group. KDIGO 2024 Clinical Practice Guideline for the Evaluation and Management of Chronic Kidney Disease. Kidney Int. 2024;105(4S):S117–S314. 公式全文
[2] 日本腎臓学会 編. CKD診療ガイド2024. 東京医学社; 2024. 疫学:p.1、栄養:pp.55–57など. 公式閲覧ページ
[3] 日本腎臓学会 編. エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2023. 東京医学社; 2023. 公式全文
[4] 正木崇生, 花房規男, 阿部雅紀, ほか. わが国の慢性透析療法の現況(2024年12月31日現在). 日本透析医学会雑誌. 2025;58(12):524–590. doi:10.4009/jsdt.58.524. 論文
[5] 日本腎臓学会 CKD患者の血圧管理に関する検討小委員会. 慢性腎臓病(CKD)患者の血圧管理に関するステートメント. 日本腎臓学会誌. 2026;68(5):253–258. 公式全文
[6] Heerspink HJL, et al. Dapagliflozin in Patients with Chronic Kidney Disease. N Engl J Med. 2020;383:1436–1446. doi:10.1056/NEJMoa2024816. DAPA-CKD試験. 原著
[7] The EMPA-KIDNEY Collaborative Group. Empagliflozin in Patients with Chronic Kidney Disease. N Engl J Med. 2023;388:117–127. doi:10.1056/NEJMoa2204233. EMPA-KIDNEY試験. 原著
[8] Bakris GL, et al. Effect of Finerenone on Chronic Kidney Disease Outcomes in Type 2 Diabetes. N Engl J Med. 2020;383:2219–2229. doi:10.1056/NEJMoa2025845. FIDELIO-DKD試験. 原著
[9] 医薬品医療機器総合機構(PMDA). フォシーガ、ジャディアンス、ケレンディア 各電子添文. フォシーガ / ジャディアンス / ケレンディア
[10] Heerspink HJL, Neuen BL, Agarwal R, et al. Finerenone in Persons with Chronic Kidney Disease without Diabetes. N Engl J Med. 2026;395(6):533–545. doi:10.1056/NEJMoa2604625. FIND-CKD試験. 原著
[11] Go AS, et al. Chronic kidney disease and the risks of death, cardiovascular events, and hospitalization. N Engl J Med. 2004;351(13):1296–1305. doi:10.1056/NEJMoa041031. 原著情報
[12] National Institute of Diabetes and Digestive and Kidney Diseases. Healthy Eating for Adults with Chronic Kidney Disease. 患者向け解説
[13] National Institute of Diabetes and Digestive and Kidney Diseases. Managing Chronic Kidney Disease. 患者向け解説
[14] 総務省消防庁. 救急車利用リーフレット 成人版. 公式資料

浦 雅紀子

この記事の監修者:
うらマイハートクリニック副院長 
浦 雅紀子

福岡山王病院にて各診療科からの腎臓病相談を一手に担ってきた 腎臓の専門家。豊富な知識と経験で、多くの症例を解決に導く。

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