SYMPTOMS

便秘

便秘の原因・考えられる病気・受診の目安|福岡市早良区

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この症状で考えられる主な病気

慢性便秘症 過敏性腸症候群
甲状腺機能低下症 大腸がん
糖尿病 高カルシウム血症
パーキンソン病 腸閉塞

下線のある病名には、詳しいコラムがあります。

「便が硬くて出しにくい」「何日も出ない」「出ても残っている感じがする」。便秘は回数が少ないことだけではなく、いきむ、出し切れないなどの困りごとも含みます。食事や生活の変化、薬が関係することが多い一方、急な便通の変化では病気が隠れていないか確認します。市販の下剤を増やし続ける前に、便の状態に合った対処を相談しましょう[1]。

この記事の要点

  • 便秘には便が硬い、出しにくい、残る感じがするなどの症状があります。
  • 急な便通の変化、血便、体重減少、強い腹痛がある場合は原因を調べましょう。
  • 食事・薬・便の状態を確認し、必要に応じて血液や画像、胃腸の検査を行います。
  • 当院では内科で相談し、必要な場合は消化器の詳しい検査につなげます。

この記事を書いた医師

うらマイハートクリニック院長 浦 祐次郎

循環器専門医・総合内科専門医・TAVI実施医/指導医・心血管インターベンション治療学会認定医・SHD心エコー図認証医・心臓リハビリテーション指導士

循環器専門医
院長 浦 祐次郎から一言
「毎日出なければ便秘ですか」と気になるかもしれません。便秘の診療では、回数に加え、便の硬さやいきみ、残便感など、排便のどこで困るかを大切にしています。生活や薬の影響を探りながら、急な便通の変化、血便、体重減少にも目を向けます。普段の便通との違いを踏まえ、治療の進め方や詳しい検査の必要性を判断します。

受診の目安・何科に相談する?

便秘が続き、腹部の張りや排便のつらさがある場合は内科へご相談ください。急に便秘になった、血が混じる、食欲や体重が落ちる場合は早めに受診しましょう。

強い腹痛、繰り返す嘔吐、お腹が張って便もガスも出ない場合は、通常の便秘と考えず当日中に救急受診してください[1][2]。

原因と考えられる病気

関連する病気の詳しい解説

慢性便秘症 過敏性腸症候群
甲状腺機能低下症 大腸がん
糖尿病 高カルシウム血症
パーキンソン病 腸閉塞

症状や検査結果の特徴と、考えられる主な原因をまとめました[1][2][3]。

症状・検査の特徴 考えられる主な原因・病気
食事量や活動量が減ってから起こる 生活の変化に関連する便秘
便が硬い・出すのに時間がかかる 慢性便秘症、便秘型の過敏性腸症候群など
薬を始めてから起こる 痛み止めなどの薬の影響
寒がり、だるさなどもある 甲状腺機能低下症、糖尿病、高カルシウム血症など
血便や急な便通の変化がある 大腸がんなど
動作が遅くなる、手が震えるなどの症状もある パーキンソン病など
強い腹痛や吐き気があり、便やガスが出ない 腸閉塞など。普段の便秘として様子を見ず、速やかに受診してください

便秘は、腸の動きがゆっくりな場合と、便をうまく出せない場合などで対応が異なります。血便や急な変化があるときは、大腸の病気を確認したうえで治療を進めます[1]。

高カルシウム血症については、カルシウムの異常のコラムをご覧ください。

下線のある病名から、詳しいコラムをご覧いただけます。

診察と検査で何を調べる?

すべての方に同じ検査を行うわけではありませんが、症状やこれまでの検査結果を確認し、必要な検査を選びます[1]。

確認すること・検査 この診察・検査でわかること
診察・便と薬の確認 腹部の状態や便の硬さ、排便の困りごとを確認します
必要な血液検査 貧血、甲状腺、腎臓など、原因に関わる項目を調べます
画像検査・大腸の検査 症状や年齢、これまでの検査歴に応じて追加します
循環器専門医
院長 浦 祐次郎から一言
便秘の治療では、便の状態や出しにくさに合う薬を選び、効き方を見ながら量や使い方を調整します。心臓や腎臓の持病も踏まえ、水分や食事、運動の工夫を提案します。日々の生活で続けられる方法を取り入れ、力まず排便できる状態を目指していきましょう。

受診までにできること・伝えていただきたいこと

食事やトイレの時間をできる範囲で整え、便意を我慢しすぎないようにしましょう。食物繊維は急に増やすと張りが強くなることがあります。

水分制限がある方は医師からの指示を守り、便の回数と硬さ、下剤の使用を記録してください[1]。

よくある質問

Q食物繊維を増やせば治りますか?

A

役立つ場合がありますが、便秘の原因やお腹の張りに応じて調整します[1]。無理に大量にとる必要はありません。

Q腎臓病があっても市販の下剤を使えますか?

A

成分によって注意が必要です。特にマグネシウムを含む薬は腎機能を踏まえて選ぶため、医師や薬剤師に相談してください[4]。

下剤に含まれるマグネシウムと腎機能の関係は、マグネシウムの異常のコラムをご覧ください。

Q大腸カメラは全員必要ですか?

A

全員ではありません。血便、体重減少、急な便通の変化、これまでの検査歴などから必要性を判断します[1]。

あわせて確認したい症状

福岡市で便秘のご相談なら|うらマイハートクリニック

うらマイハートクリニック(福岡市早良区藤崎・原)は、内科・循環器内科・腎臓内科・呼吸器内科を診療するクリニックです。

当院では便秘の経過と薬を確認し、必要な検査を選んで診療します。内視鏡などの精査が必要な場合は、連携する医療機関をご案内します。

便秘や排便のつらさでお困りの方、市販薬を続けても改善しない方は、福岡市早良区のうらマイハートクリニックまでお気軽にご相談ください。

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参考文献

[1] 日本消化管学会.便通異常症診療ガイドライン2023―慢性便秘症.Mindsガイドラインライブラリ.

[2] National Institute of Diabetes and Digestive and Kidney Diseases (NIDDK). Symptoms & Causes of Constipation.

[3] National Institutes of Health, Office of Dietary Supplements. Calcium: Fact Sheet for Health Professionals.

[4] 医薬品医療機器総合機構(PMDA).マグミット細粒83%(酸化マグネシウム)電子添文.

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