SYMPTOMS

体重減少

体重が減る(体重減少)の原因・考えられる病気・受診の目安|福岡市早良区

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この症状で考えられる主な病気

糖尿病 甲状腺機能亢進症
うつ病 胃がん
大腸がん 肺がん
慢性閉塞性肺疾患(COPD) 慢性腎臓病(CKD)
心不全 慢性膵炎
膵がん 潰瘍性大腸炎
クローン病 肺結核
肺非結核性抗酸菌症 悪性リンパ腫
感染性心内膜炎 副腎機能不全

下線のある病名には、詳しいコラムがあります。

「食事を減らしていないのにやせる」「服がゆるくなった」「食欲が落ちて体重も減った」。体重は食事や活動で変わりますが、意図しない減少が続く場合は原因を調べます。糖尿病や甲状腺の病気、胃腸や膵臓の問題、感染症などが関係することがあります。体重減少だけで重大な病気と決まるわけではありませんが、経過を確認することが大切です[1]。

この記事の要点

  • 意図しない体重減少には、食事不足、糖尿病、甲状腺や胃腸の病気などが関係します。
  • 減少が続く、食欲低下・発熱・強いのどの渇きなどがある場合は相談しましょう。
  • 以前の体重と変化の期間、食事量を確認し、必要な検査を選びます。
  • 当院では内科で原因を調べ、必要な詳しい検査につなげます。

この記事を書いた医師

うらマイハートクリニック院長 浦 祐次郎

循環器専門医・総合内科専門医・TAVI実施医/指導医・心血管インターベンション治療学会認定医・SHD心エコー図認証医・心臓リハビリテーション指導士

循環器専門医
院長 浦 祐次郎から一言
「やせたのはよいことなので、このままでいいだろう」と思うかもしれません。体重減少を診る際は、減った量に加え、減り始めた時期と食事量の変化を重視します。食べる量が減っているのか、普段どおり食べても減るのかで、考える原因は異なります。食べにくさや便通、のどの渇きなども伺い、状況に合う検査を選びます。

受診の目安・何科に相談する?

食事や運動を変えていないのに体重が減り続ける場合は、内科で相談しましょう。食欲がない、飲み込みにくい、発熱や寝汗、便の変化、強いのどの渇きや尿の増加がある場合は早めに受診してください。

食べられない、脱水がある、急に体調が悪くなった場合は当日中に相談しましょう。

原因と考えられる病気

関連する病気の詳しい解説

糖尿病 甲状腺機能亢進症
うつ病 胃がん
大腸がん 肺がん
慢性閉塞性肺疾患(COPD) 慢性腎臓病(CKD)
心不全 慢性膵炎
膵がん 潰瘍性大腸炎
クローン病 肺結核
肺非結核性抗酸菌症 悪性リンパ腫
感染性心内膜炎 副腎機能不全

症状や検査結果の特徴と、考えられる主な原因をまとめました。

症状・検査の特徴 考えられる主な原因・病気
食事量が減り、噛む・飲み込むのがつらい 食事不足、口や胃腸の問題
食べていても減り、のどが渇く・尿が多い 糖尿病[2]
食欲があっても減り、動悸や汗が増える 甲状腺機能亢進症[3]
発熱・寝汗、長引く咳がある 結核、肺非結核性抗酸菌症、感染性心内膜炎[4]など
胃腸の症状や出血がある 胃がん・大腸がん・膵がん、慢性膵炎、潰瘍性大腸炎・クローン病など
気分の落ち込みや生活の変化がある 心の不調などによる食事量の低下
息切れやだるさが続き、食事量も減っている 進行した心不全、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、慢性腎臓病など[1]
立ちくらみ・食欲低下や、リンパ節の腫れなどもある 副腎機能不全、悪性リンパ腫など

糖尿病や甲状腺の病気では、食べていても体重が減ることがあります[2][3]。一方、食欲が落ちた場合は、食べられない理由を確認します。がんなども原因の一つですが、体重の変化だけで判断せず、症状と検査を合わせます[1]。

発熱やだるさも続く場合は、感染性心内膜炎などの感染症も確認します[4]。

肺がんの症状や検査は、肺がんのコラムで詳しく説明しています。

下線のある病名から、詳しいコラムをご覧いただけます。

診察と検査で何を調べる?

すべての方に同じ検査を行うわけではありませんが、症状やこれまでの検査結果を確認し、必要な検査を選びます[1]。

確認すること・検査 この診察・検査でわかること
体重と食事・診察 いつから、どれくらい減ったか、食欲や便の状態を確認します
血液・尿検査 血糖、貧血、肝臓・腎臓、必要な甲状腺や炎症の検査を選びます
画像・胃腸などの検査 症状や検査結果から疑う原因に応じて追加します
循環器専門医
院長 浦 祐次郎から一言
「食事を増やせばよいですか」と相談されることもあります。栄養を補うことに加え、なぜ減っているのかを確認します。いつもの食事量や、食べにくくなったものを伝えていただくと役立ちます。

受診までにできること・伝えていただきたいこと

同じ条件で体重を測り、健診などの過去の体重も確認してください。食事をとれる場合は少量ずつ回数を分ける工夫もできます。

強い渇きがあるからといって、糖分の多い飲み物を大量にとらないようにしましょう。

よくある質問

Q食欲があれば問題ありませんか?

A

食欲があっても、糖尿病や甲状腺の病気などで減る場合があります。意図しない減少が続くときは相談してください[2][3]。

Qすぐに全身のCTが必要ですか?

A

全員に必要ではありません。経過や診察、血液検査などから、必要な場合は検査する部位を選びます[1]。

Q何科に相談すればよいですか?

A

まず内科で全体を確認します。症状や検査に応じて適切な診療科の診療につなげます。

あわせて確認したい症状・健診結果

福岡市で体重が減る(体重減少)のご相談なら|うらマイハートクリニック

うらマイハートクリニック(福岡市早良区藤崎・原)は、内科・循環器内科・腎臓内科・呼吸器内科を診療するクリニックです。

当院では、体重の変化と体調を確認し、血液検査や必要なエコー・CTなどで原因を検討します。

食事を減らしていないのに体重が減る方、食欲低下と体重減少が気になる方は、福岡市早良区のうらマイハートクリニックまでお気軽にご相談ください。

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参考文献

[1] Bosch X, et al. Unintentional weight loss: Clinical characteristics and outcomes in a prospective cohort of 2677 patients. PLOS One. 2017;12(4):e0175125.

[2] 日本糖尿病学会.糖尿病診療ガイドライン2024.第1章「糖尿病診断の指針」.

[3] 日本甲状腺学会.甲状腺疾患診断ガイドライン2024.バセドウ病の診断ガイドライン.

[4] 日本循環器学会ほか.2026年改訂版 感染性心内膜炎診療ガイドライン.第2章「症状・身体所見」.

浦 祐次郎

この記事の監修者:
うらマイハートクリニック院長 
浦 祐次郎

循環器専門医・総合内科専門医・TAVI実施医/指導医・心血管インターベンション治療学会認定医・SHD心エコー図認証医・心臓リハビリテーション指導士

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